ワークショップ初期に使っていたツール
前に、要点をまとめたパネルを作ったところまでは書きました。
その理由は、ワークショップで伝える内容を間違えないように、
伝え漏れがないようにするため。
でも実は、もう1つ理由がありました。
それは「自分以外のものに視線を移してもらうため」
ワークショップで自分が話している間、ずーっと参加者の方々は
私の方を見て話を聞いて下さっているわけなのですが。
元々人前で話すのが得意でない私にとっては正に「視線がイタイ」状態でした。
視線を感じるほどに緊張して、心臓がバクバクだったわけで、
その視線を自分以外のものに移せたら、少しは楽なのではないか?と
思ったわけです。
私は前職が幼稚園教諭だったもので、紙芝居的なものがうかび、
パネルを思いついたわけです。
パネルはしばらく使っていました。
ですが、これが通用するのは4~5人くらいのこぢんまりとした
ワークショップの場合。
それ以上の人数になった場合、パネルは読みにくくなってしまいます。
(文字数を詰めると読みにくいし、かといってパネルを大きくするにも
限界があるし・・・)
実際にそれ以上の人数を前に話をしなければならない機会ができ、
今度は本格的に原稿の見直しにかかりました。
それまでも原稿は使っていましたが、どうすれば分り易く、
無駄無くできるか・・・
この頃あたりからそんなことを考えて、試行錯誤し始めたような気がします。