悩みどころと逃げどころ
読了しました。
社会派ブロガーの『ちきりん』さんと、世界一のプロゲーマー『ウメハラ』さんの対談本『悩みどころと逃げどころ』。
対談形式でサクッと読めました。
これは、読んで良かったです。
面白かった!
…というのも、私は自分の仕事やプライベートが迷走している最中だから。
☆☆☆
私は、『親の言うことは絶対!』と信じてこれまでの大半の人生を生きてきたので、『(自分が)やりたい!』『こっちの方がいい』と思うことも、『自分はこう思ったけど、でも親が言うから間違いないんだろーな…』と、ほぼ思考停止状態で自分で真剣に考えるという経験をあまりしてきませんでした。
本にも書いてあるように、そのツケは大人になってから感じることが多くて、『これ、何か違う気がする…』と思い始めても、なかなか自分の意見を大事にしてあげることができず。
自分の考える力のなさを日々実感しています。
こっちじゃないかも?と思い直して転職も数回してきたけれど、ジャンルはバラバラ、やっと、そのバラバラだった職歴の少しずつが活かせる仕事につけたと思ったら今度は会社の経営状態が悪くて給料が…という現実。
モンモンと悩んで、時間ばっかりが過ぎていっているような、その一方で、早く結論出さないと、いろんな大切なことのリミットが迫り(出産とか)取り返しのつかないことになってしまうのでは?という焦りも感じつつ居ます。
☆☆☆
それでも、自分のアタマで考えて、経験して決めるということは特に思考停止歴が長かった私みたいな人にはとても大事だということを再認識しました。
そして、対談されているお二人のようにある分野で活躍されている人にも、違う世界に足を突っ込んだり、自分の中でもがいて、考えてきた時期があったということに少し救われた思いがしました。
文章力にも自信がないので、感じたことを全然表せていないのが残念で仕方がないのですが、私のようにモヤモヤを抱えて生きている方、読んでみてはいかがでしょうか?
共感できるところも多々、ズバズバお互いの意見に切り込んでゆく様も読んでいて爽快です。