頭の中の秘密基地を広げよう。

ある時は備忘録、アイデアを企画に繋げるための走り書きなど、日々の暮らしを楽しいこと、好きなことで満たすための素を備蓄して、何らかの形にするためのブログ。

様々なメディアの取材を受けてみて。

kotoはある企業に属していて広報的な役割をしているですが、少し変わったアイテムを扱っているので、時々取材を受けることがあります。

これまでに、ラジオ、テレビ、新聞、雑誌、ネット等々…いろんなお話を受けました。

それぞれを経験してみて感じたことを書いてみようと思います。

まず、テレビ。
慣れるまでは緊張もするし、テレビ番組の取材が来た!となれば、フツーの生活をしてる人からすると一大事です。
(私には、そうでした。今だにそうです。)

完全に見る側でしかない時はただ、スポットライトが当たっているところのみを見て、出ている人を羨ましいなぁ…と思ったりしていました。

でも、実際は打ち合わせをして、長い時間をかけて撮影して、使われるところはほんの少し。

撮影時にたくさん撮ってってくれた!なんて喜んでいたのもつかの間、実際に放送を見てみると使われたのは数十秒…そんなことはよくあります。

また、バラエティー番組であっても、台本がある場合が多く、それに則って撮影、編集されることが多いので、デメリットかなぁと感じる部分はこちら側が伝えたいことを伝えることができないケースがわりとある、ということ。
時間もタイトなスケジュールだったり、撮影時間がおしたりするのも良くあることです。

逆にメリット・良い部分は…数回くらいは取り直しができるところ、撮影時はスタッフさんくらいなので、実はワークショップよりも緊張しない(自分の会社内でする場合は。スタジオでの撮影はまた別。)

視角で伝わる部分が大きいジャンルのものほど、テレビはやりやすいところもあります。

また、放映は瞬発力があって、放映当日に見たという方からのお問い合わせや反応があることが多いです。
なので、放映直後にその商品が売れて店頭から消えるということもわりとあります。

あとは…番組によってはタレントさんなど有名人に会えることがある、というのもメリットでしょうか。

テレビ取材を受けてみて、自分って周りの人にこういう風に映っているんだ?!と、いうのを客観視できるのもメリットかもしれません。少し恥ずかしい思いもありますが、なかなか鏡以外の自分を見れる機会も無いですから。
私自身、『こういう声で話してるんだ!』と、自分が身体を通して聞いている音とのギャップに驚きました。

次に新聞、雑誌など形になるものは、写真撮影ありで行程を見せる、みたいなのは結構時間がかかりますし、それをこなすだけの体力や精神力もいります。

そして、取材を受けた後に大抵原稿チェックが待っています。これがなかなか大変!

〆切まで日数が無いなか誤字脱字チェックしたり、追加で資料を送ったり…
発行、発売になるまでに結構手間がかかるというのがデメリットでしょうか。

ですが、よっぽどのことがない限りは『使われなかった』ということはないですし、事前に内容を把握できることも多いのでテレビに比べればオープンになってからの反応もゆるやかでジワジワ続く感じなので、落ち着いて見ていられる、というところはメリットかもしれません。

そして、何といっても形にのこる!自分が関わったものが手元にのこるというのは結構嬉しいものです。

書いていたら意外と長くなったので、続きはまた今度にしようと思います。