『ペンタゴン・ペーパーズ』見てきました。
水曜日、映画館はレディースデイでしたね。
『グレイテスト・ショーマン』を見たときにこの『ペンタゴン・ペーパーズ』の予告編が流れ、気になっていたので、仕事終わりに見てきました。
これは、実話を元に作られた作品です。
詳細は映画ホームページをご覧いただくとして…
ペンタゴン・ペーパーズ
http://pentagonpapers-movie.jp/sp/
ベトナム戦争に関する最高機密文書(アメリカにとってはこの情報が漏れたらマイナスでしかない)を、とあるルートから入手、国を相手にニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの新聞社が報道の自由を勝ち取るまでのお話です。
もともと歴史や難しい話は苦手ですし、字幕で見たので初めのうちは内容が全然入ってこなかったのですが(苦笑)、それでも見て良かったと思います。
『プラダを着た悪魔』の時といい、メリル・ストリープの演技は素晴らしかったです。
会社の先行き、社員の生活など、様々なことが自分の決断一言で大きく変わってしまうかもしれない…
重要ポストで重大な決断を下さなければならない、そんな女性の心の動きを演じる姿は、さすがでした。
大事なことは目先の利益や保身ではなくて、未来を見据えた上で人として、正しいと思ったことを貫く。
それが、例え国を相手にしてでも、やりきる。
この映画は実話ですし、対『国』というようなスケールの大きい話ですが、身近なところで、自分が勤める会社に重ね合わせて見入ってしまいました。
不正とまではいかなくても、上の人たちの決定や指示をモヤモヤしながら、眺めるしかない、従わざるをえない…そういうことってあると思います。
ちょうど今の私はそのような状況にあって、『黙って見ていられない』と思ったので、信頼する先輩にアドバイスにのってもらいつつ、近々主要な方々に報告書を出そうと思っているところなのですが。
権力に負けずに、主張することって大事だよなぁと映画を見て更に思いを強くしたのでした。
映画を見に来た方の動機はそれぞれだと思いますが、私が見た回は結構席が埋まっていました。
私のようにモヤモヤを抱えた方も居たのかしら…
だいぶ脱線しましたが、良い映画でした。
気になった方はまず、映画公式サイトをチェックしてみて下さい。
それではまた(*´∀`*)ノ